ライ麦畑で白鯨に緋文字でフィンの何か書いた某件

  • 2018.12.30 Sunday
  • 20:38

 

テレビで『白鯨』の映画をやっていて思い出した。


大学一年の時、五冊のアメリカ文学作品を読んで感想文を書く課題があったこと。


『ライ麦畑でつかまえて』
『白鯨』
『緋文字』
『ハックルベリ・フィンの冒険』

とあと一本が思い出せない。

何だったろう?

 

入学したてのピュアだった私たち(笑)は

『ライ麦ー』までは全員がちゃんと読んだと思うけど、

『白鯨』に至る頃には老獪な先輩様達の入れ知恵により

”図書館で映画版のビデオを見て済ます”

というワークハックを覚えていた者たちが多数。

 

妙な意地でもう一度読み返したいなあ(日本語で)。

 

 

 

 

 

産むと老いると生と死と

  • 2018.12.19 Wednesday
  • 19:28

 

旅に出たいと思いつつも予定なしのまま

日数の都合で取った冬休み。

 

今年のクリスマスは五連休だが

たぶん通しで一人引きこもりへまっしぐら。

 

そんな先週末、雨天と寒さで外出する気も無く、

うっかり大人買いして三日間漫画を読み続ける、という

まさにオトナなんだかコドモなんだかわからない過ごし方をして興奮。

 

一昨年ぐらいから気になって購入保留にしてあったコレ↓

「透明なゆりかご」 沖田x華(おきたばっか)

今年夏にNHKでドラマ化されたらしいけど、

映像化にはあまり興味が無かった私。

でも、全く別のシリーズの最新刊を買うついでに

今回まとめて読んだ。

 

出産にまつわる人間関係や身体・医療事情のあれこれ。

 

残念ながらまだ自分が出産する機会も

妊婦と深く関わる機会もないけれど、

非常に面白くも、同じ数だけ悲しくも、興味深くもあって、

ひたすら読み続けてしまった。

 

命の誕生を巡っての考慮は、

この夏ハマったこの↓漫画とはある意味真逆の方向。

「傘寿まり子」 おざわゆき


80歳のまり子おばあちゃんが、

終の住処であったはずの自宅から4世代同居の末に

弾き出されるように家出するところから始まる物語は、

”家族と同居しているのに孤独死する”という

重たいエピソードもありながら、

小説家という、手に職のある身分も手伝って、

元気にパワフルにいつの間にかみんなを巻き込んで

鮮やかに第二第三の人生を切り開いていく。

老後の生活、家族と家庭の事情、寂れた町のシャッター商店街。
この先自分はどうしていけばいいのか、どう生きていくべきか、

考えさせられる。

 

何ができるのか、何をしたいのか。

それは今もずっと折に触れ問われることだけれど。

 

ちなみにこの作者は去年別シリーズでハマって以来わりと好き。

 

出産と老後ついでに興味深く読んだのが、

前述の沖田x華の別作品。

「お別れホスピタル」 沖田x華(おきたばっか)

コレはダイレクトに死にゆく人の様を扱っている。

沖田x華という作者自身が

アスペルガー症候群、

ADHD(注意欠陥・多動性障害)、

学習障害、の三つの発達障害を持っている、

というのが興味を引いて、以下のシリーズもまとめ読み。

「毎日やらかしてます」 沖田x華(おきたばっか)

読んでいるうちに、自分の周りにも当てはまる人が時々いる(いた)な、

と色々分かってくる。

 

最近でこそ時々耳目にするようになった「大人の発達障害」。

まだまだ認識も理解もされにくい=生きにくいんだろうな、

と思いつつも、悲し過ぎにはならないのは、

元々はお下劣ギャグ路線であるこの作者ゆえん。

 

あくまでも、この作者の場合は、という

一例であることを忘れてはいけないのだろうけれど、

色々勉強になるシリーズ。

 

発達障害の延長でもう一冊。

「はざまのコドモ」 沖田x華/君影草

沖田氏のアシスタントをしている君さんの、子供のお話。

発達障害があって普通学級で続けていくには困難なのに、

知的障害は無く知能も規定より高いため特別支援学級には入れない。

まさにお役所の管理管轄の狭間に陥った子供。

「知的ボーダー」なんて言葉も知らなかった。

学校の先生達やたくさんのお父さんやお母さん達に読んでもらいたいな。

 

 

障害や欠陥、アレルギーや持病。

一切合切問題のない”完全な”まま生きていける普通の人なんて、

本当はどれほどいるのだろうかと、考えてしまう週末だった。

 

 

 

 

 

 

この本を読め

  • 2018.07.26 Thursday
  • 11:59

 

先々週行った書店、梟書茶房で買った本。

 

 

本当に、まるっと包まれて隠されてて、

タイトルはもちろん、著者も出版社も何もわからない盲(めくら)買い。

表紙も見えないからジャケ買いにすらならない。

 

中には、「あ、これ絶対あの本だ!」と思うのもあったけれど、

全ての本の紹介文を読んで選ぶのはしんどいので

平積みになっていたものから一冊、買ってみた。

 

さて、どんな本か?

 

先日は待つ時間が無くてカフェは利用しなかったけど、

次回はゆっくり過ごしてみたい。

 

 

あ〜しかし読みたくて買った本が追いつけないまま沢山あるんだよねぇ…。

 

 

「君たちはどう生きるか」

  • 2018.06.03 Sunday
  • 13:32

 

読了。



 

私も、(今更ながら)どう生きるか。

 

 

 

 

 

「あとかたの街」と「凍りの掌」

  • 2017.07.17 Monday
  • 05:52

 

夏だから、というわけではなく、

たまたま目についたからなのだけど、

久しぶりに戦争ものを読んだ。

 

「あとかたの街」

 

戦時下という非日常の中の

ごく普通の(たぶん普通に貧乏な)女の子の

日常生活。そして戦争。

 

だから想像できるような”普通の毎日の”

もはや想像もつかない時代。

 

ものすごく素朴な視点で繰り出される疑問に

いちいち共感する。

 

 

毎日の食べ物の心配をしなくていい。

毎晩の寝床の心配をしなくていい。

 

それどころか、

 

「健康の為に食べ過ぎないようにする」

なんて贅沢な今の世の中だよね、と

しみじみ思う。

好みはおろか、気分で食べ物を選べる時代。

 

 

「怖いから読みたくない」という同級生や友達と違い、

私は割と子供の頃から

戦争ものの本や漫画を読む方だと思うし、

ヒロシマ・ナガサキはもちろん、東京大空襲の物語なども読んだけれど、

名古屋については一切知らなかったので、

勉強にもなった。

 

”えっちゃん”と再会できたのか、

ものすごく気になるのが残念ながら、

とても面白く一気に読んだ。

 

 

せっかくなので、同作者の先行関連作品、

「凍りの手 シベリア抑留記」

も購入。

 

どこで読んだか、何となく知っている事実も多かったけれど、

(ラーゲリの話だから、「オリガ・モリソヴナの反語法」あたりかも)

こちらも非常に面白かった。

 

 

私自身、戦時体験がある祖父母には、

子供の頃少し話を聞いたとはいえ、

大人になって色々理解できるようになってからは

あまりたくさん深くは聞かなかったなー、

 

と思い返し、

 

今また祖父の自伝を読み返している。

 

 

 

印象に残ったのも手伝って、

今日は鶏肉と卵で親子丼にした。

 

 

明日も明後日も食べるものが充分にあって、

暖かい自分の寝床があって、

自由にお湯を使える専用のお風呂があって、

毎朝迷うほどの衣服があって、

大事にしている人がそばにいる。

 

「幸せだね」

 

と相方に言ったら嬉しそうだった。

 

 

「最後の秘境 東京藝大」

  • 2017.01.11 Wednesday
  • 23:07

 

「あなたの知らない世界」という番組が昔あったんだが、

 

ワタシの知らない世界・・のことを時折読むのは

 

思考の幅を広げ柔軟に保つために有用。

 

・・・とかいうリクツはともかく、

面白そうだったんで買って読んでみた。



面白かった。

ウケる、という意味でも、興味深い、という意味でも、

勉強になる、という意味でも。

 

自分の普段の思考回路にはない道が、ある。

 

 

 

 

大人買い

  • 2016.07.31 Sunday
  • 13:52

 

大人の夏休み満喫中に

大人買いした漫画。

 

 

この↓記事読んでから気になっていた漫画。    

 

 「アイヌ料理に脚光 人気漫画「ゴールデンカムイ」で話題に」(道新電子版5月19日より)

 

 

宝探し云々はともかく、

アイヌ語とアイヌ文化とアイヌ料理が出てくるので

非常に興味深い。

 

 

アイヌ料理を食べてみたいなあ。

 

・・・と思いながら、徹夜で通読。

 

んん?

いや、オトナじゃなきゃまとめ買い・まとめ読みなんて日々は送れないでしょ。

 

 

週刊誌掲載だから、来月にはまた新刊が出ちゃうんだが。

 

 

「昭和元禄落語心中」

  • 2016.03.24 Thursday
  • 22:27

先日初めて手を出した電子書籍。

無料立ち読みや一冊まるごと無料キャンペーンを試す間に
まんまとはまったこの↓本


『昭和元禄落語心中』。



1巻また1巻とポチポチして先週日曜は一日読み通し。

オトナな休日の過ごし方♪


しかし電子書籍のオンライン購入って危険。
本屋へ行く距離と手間がないから、次々買ってしまう…。
既刊9巻まで買っちゃったよ・・・。

 

「親なるもの 断崖」

  • 2016.03.13 Sunday
  • 22:16

初めて電子書籍を買った。

無料版部分を”立ち読み”したら、
北海道は室蘭の史実ということもあって、
興味深くて我慢できなかったのだ。

漫画。

久しぶりに明け方まで夜通し読み通すぐらい
濃厚で面白くて読みがいのある作品だった。

ひどく悲しい物語だけど。

フィクションとはいえ史実と事実を基に描かれているから、
きっと現実には、こんな美談にすらならない話の方が
遥かに遥かに多いのだろう。

こんな、苦しく悲しく辛い人生の方が。

今の、私たちの(不況や貧富の差があるとはいえ)格段に豊かな生活の
その始まりの時代には、
今となってはきっと想像もつかないほどの
数知れない犠牲と忍耐が踏み台にされてきたのだろう。

「親なるもの 断崖」
30年近く前の漫画らしいけど、絵柄も全然古く感じない。
とにかく読み応え、すごい。



 

7カ国語をモノにしたい人の参考書

  • 2015.01.31 Saturday
  • 23:29

 
帰りの成田空港で衝動買いした一冊を読了。

「7カ国語をモノにした人の勉強法」

似たようなタイトルの本を一冊ならず読んだ経験から、
この本も、ありがちな「”基本、反復、要は勉強量”の”当たり前をいかに継続できるか”」
を説く本かと警戒しながら手に取ったが、
立ち読みしていたら面白くなって、
飛ばし読みでは後ろ髪引かれたので結局購入。

世に溢れる語学学習の、
学習教材を変えるのではなく、根本的な考え方から変えるべき、と
挑むように語られる説が、案外突飛でなく理に適っていて面白い。

中盤の文法論の辺りは退屈してダレたが、この辺りも、
学問として語学や文学に関心のある人なら面白いかもしれない。
・・・私はダレたけど。

複数の外国語を同時学習すること自体は良しとしながら、
「初級段階の外国語を2つ同時にやるのはお勧めしません」
というのは、他の誰かも書いていた気がする。

最終的にはやっぱり勉強量がモノをいう、
(今回は音声、特にリスニング重視だったけど)
ってことで、
そりゃーアンタ、集中してたくさん時間をかけられる学生の頃ならよ!
というツッコミはしたくなったが。
まあ確かに、”まとまった時間をたくさん取る”ってのが肝心要だ、
ってことは、間違いないし分かってはいるんだけどねえ…。
(黒田龍之助先生も結局は若い頃に集中して時間取ってるし*なー。)

せめて20代の頃に読んで理解できてたら、
さぞかし今ごろ私のドイツ語とロシア語の出来も違っていたことだろう。

・・・・・・。

いや、今からでも遅くはないぞ。
勉強法を見直してがんばるべし。







この本もまあまあ参考になったけど。
やっぱりかなり若い頃にまとめて時間を取ったのが基礎になってらっしゃる感じ。
 


最初に読んだこの本は、防空壕の中でひたすら集中して読んだ、
という話しか覚えてない。


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